皆様、こんにちは♪
昨年アップした<【楽天トラベル戦略】表示順(人気順)の指標について>
ですが、今回は担当者に再度お伺いして、
最新の情報を頂きましたので、
今回は、現役の楽天担当者に直接聞いた、
【楽天の表示順の指標】について、
少しだけ説明したいと思います。
<楽天トラベルのユーザー画面>
以上の様に、
楽天トラベルで、『エリア指定』して宿を検索すると、
登録している宿泊施設の一覧画面に移動します。
1ページ目、上位に表示される宿程、
楽天トラベル画面でお客様に見られる確率は高いと言えます♪
※仙台は登録している148宿の中から選ばれると考えると、
やはり、上位の方。1ページ目には表示されたいですよね♪
実際に、検索順位が高ければ高いほど、
クリックされやすくなり、
売上も伸びやすくなっているんです。
検索順位とクリック率の関係
検索順位とクリック数の関係、米AOLの検索行動データです。
資料内のこの表は、米AOL自然検索における実際の検索行動データを集計し、
検索順位ごとのクリック数をまとめたものです。
AOLが過去に公開した、
匿名の全検索ログデータに基づいていますので、実数値です。
集計期間は2006年3月から5月、
対象検索数は9,038,794、クリック数は4,926,623です。
ちなみにAOLの自然検索はGoogle。
一般的な、SEOの業界では、今でもこのデータを参考にしているようです。
【データ】http://www.sem-r.com/08h1/20080626172700.html
少し、抜粋すると
検索順位
1位 クリック率:22.97% クリックシェア:42.13%
2位 クリック率:6.48% クリックシェア:11.90%
3位 クリック率:4.63% クリックシェア:8.50%
4位 クリック率:3.30% クリックシェア:6.06%
検索順位4位までで、クリックシェアの、70%近くになります。
やはり、検索順位で、上位であることは、大事なようです。
楽天トラベル側としても、
売上が高い宿を上に表示した方が、
更に予約が増えて「手数料」が頂けるので、
表示順は特にチェックしておいた方が良いです。
その「表示順位」を上げる為には、
まず、どの様な数値が人気順に影響しているのか?
を知っておく必要があります。
楽天は、
南三陸ホテル観洋でネット責任者をさせて頂いていた頃から、
管理画面や、集客について学んだので、
じゃらんの事よりは詳しくないのですが、
独立して様々なお宿様を担当させて頂きながら、
楽天の売上について、管理画面について、
その他色々な事を3年間学んできました。
更に、今回も前回に引き続き、
現役の楽天担当者の方にお話を伺ってきました!
楽天トラベルの表示順の指標について
じゃらんより指標の数が少ない分、
競合宿が多く、戦うにはネットに掛ける時間や、
それぞれの担当者の努力が試されるといったイメージを持ちました。
一言で説明すると、
◆楽天トラベルとの契約内容は?
◆お客様が沢山泊まっている?
◆お客様からの評判は良い?
◆お客様が予約出来る体制?
という感じで、
じゃらん同様『 お客様にとって良い宿 』が、
上位に表示されるようになってます。
PCページでは、1ページに30施設様、
スマートフォンページでは、1ページに10施設様、
フューチャーフォンのページでは、1ページに5施設様 毎に表示されます。
表示順が高くなると、
いざ低需要の日も在庫がある限り上位に表示されて、
優先してお客様に見て頂きやすくなるで、予約に繋がる可能性が高くなります。
全体の売上対策として、強みになりますね!
それでは、ここから指標について説明します
以上の5項目の指標で、
人気順で上位に表示される宿が決まります。
1:契約プランについて(以下の順番で表示されます)
A契約(最低料金保証 自社を含める)
A契約(最低料金保証 自社を含めない)
B契約(最低料金保証 自社を含める)
B契約(最低料金保証 自社を含めない)
C契約
上記の順番に上から表示されます。
A契約じゃない方で、楽天の表示順を上げたい!
とお考えの施設様は、是非A契約をおススメします。
2:施設様内楽天シェア(施設総室数に対する弊社販売室数)
一言で説明すると、
「宿全体の宿泊部屋を、楽天トラベルでどの位売っているか」
という事です。
10室ある内、5室を楽天で販売していたら、
楽天トラベルのシェアは「50%」となり、
楽天トラベルの評価が、とても高くなります。
10%超えてたら、超優良という事になるようなので、
少ない部屋数の御宿さまじゃないと、
なかなか10%超えは難しい様です。
3:お部屋提供のアロットメントの充足率
2番と似ておりますが、
『楽天トラベルで、どの位部屋を提供しているか』
『人気日などは、特に在庫提供して下さい』
という事です。
売れていなくても、
他サイトと同じように在庫を提供してれば、
充足率は高いという事になります。
出来れば6ヶ月先の在庫まで提供していると、
他施設よりも上位に表示されやすくなります。
※ただ、他施設も6ヶ月先までの在庫提供は当たり前に行っているので、
在庫提供は、コマメにチェックしましょう♪という事を覚えて下さい。
楽天トラベルの管理画面で、
在庫の提供が現在どのような状態か?
というのも、トップページに出てきますので、
宿のネット担当者の方、責任者の方は
最低でも週に1度はチェックした方が良いです♪
4、「前月の売上」について
こちらは、じゃらんと違い、
前月の同時期にどれだけ売上があったのか?
どの位のお客様が宿泊したのか?という風に、
純粋に宿泊施設の売上が多いほど、
上位に表示されやすいという意味です。
流通額も大きく影響するそうなので、
時期に関わらず、
『 どれだけ販売しているか 』
という事ですね。
※ただし、他の指標とも比べてなので、
必ずしも売上が多い宿が上位表示される訳でもなさそうですね。
5、口コミ点数について
こちらは、じゃらんと同様の指標ですね。
やはり5つの指標の中でも、
この数値が結構影響しているのではないか?
と、個人的には思ってます。
お客様からの評価が点数で表示されていて、
誰が見ても一目瞭然の指標なので、
とても分かり易いと思います。
クチコミの総合点数が高いほど上位に来てます。
実際に、口コミの点数しか、
ユーザー画面で確認出来ないので、
競合の宿の数値は、ココだけは確認できます。
でも、口コミ点数は本当に影響力が大きいです。
サポートしていて、口コミ点数が高いと、
効果が出るのが早かったり、単価を高く設定出来たり、
逆に口コミ点数が低いと、結構上げるのは至難の業です。
口コミ点数を上げるのも大変ですし、
口コミ点数が低い宿の売上を上げるのも大変です。
口コミの返信の仕方が非常に大切なので、
前回の新着情報で紹介してますので、
是非、コチラも参考にしてくださいませ。
<前回の新着情報>
【企業のお悩み】
口コミの返信事例は無いの? 考えるのに時間が掛かって。
ちなみに楽天はクチコミランキングも表示されます。
じゃらんも、特集ページで紹介されますが、
楽天トラベルは、宿のお客様の声ページ右側に、
現在〇位です!と表示されます。
※こちらは、仙台の「泉ヶ岳温泉 やまぼうし」さんページです。
エリアで2位の口コミです♪ (※昨年 2016年 9月時点)
クチコミランキング特集ページもあります♪
以上が、
楽天トラベルの表示順についての説明です。
ご不明な点があれば、
お気軽にお問合せ下さいませ♪
担当者を育成する事が、売上の基盤固めになり、
企業(宿)を強くすると信じてます♪